ヴェローナ探検隊その１０は、ローマ時代の橋、ピエトラ♪

昨年５月上旬に滞在した北イタリアのヴェローナを紹介中です♪

ドゥオーモから北上して、今度はピエトラ橋でアディジェ川を渡ります♪



先に対岸に渡ってから撮影した外観をドーゾ。
ピエトラはイタリア語で石のコト。なので直訳したら石橋です（笑）
ヴェローナで唯一、ローマ時代に造られた橋で現存しているものです。
と、言っても再三書いてますけど、第二次世界大戦で破壊されてますけどネ(T_T)
ウィキによれば、最初は石ではなく、木で造られた橋だったろうとのこと。
その後、オリジナルは白い大理石で造られましたが、13〜14世紀頃の修復で
一部に赤いレンガが使われたのだそうです。
その時代に修復とはいえ大理石を使うのは、ご予算無理だったのかしら？？



旧市街から橋に抜ける門♪　上は塔になってます。さすがローマ時代の建造物！
ココで外敵の侵入を防げるようになってるんですね〜。



橋の上はこんな感じです♪　カステル・ヴェッキオの橋と同じで、
ここは車が通行できない橋です。
橋を渡った右手にはローマ劇場があって、当時は街からそこへ行くための
交通機関だったみたいですね〜。



左手の眺めはこんな感じ。このアタリの丘って、５年前に世界選で登ったトコだな。
でも山頂の丸屋根の建物は何だかわかりません（汗）地図にも出てないし。



左手の対岸には聖ジョルジョ教会が臨めます♪



５連の石橋のせいなのか、アディジェ川の流れはここで激しくなってました。



対岸から見たピエトラ橋をもう１枚。



こちらは反対側から撮影したものです。
ちょっとちぐはぐなのは、やっぱり破壊された石を集めて修復したせいかな？
ローマ時代にこの橋は、大理石橋と呼ばれていたんだそうです。
後世修復で半分レンガになっちゃったから、石橋になったのかな？

そういえば、ピエトラって聞くと、思い出すのはワタシが好きな使徒ペテロ君。
元々はシモンという名前だったのが、イエスから教会の礎になりなさいと、
岩をあらわす名前を授かって、シモン・ペテロになったんですよね。
イタリア語ではピエトロになります♪
だからその名前って、すごく質実剛健なイメージがあるんだけど
どうしてもフランス読みのピエールは、軟弱に感じてしまうのはワタシだけ？（笑）

ヴェローナ／ピエトラ橋

タグ：イタリア ヴェネト ヴェローナ ピエトラ 橋 ローマ時代 大理石 アディジェ川

ヴェローナ探検隊その９はドゥオーモ♪

昨年５月上旬に滞在した北イタリアのヴェローナを紹介中です♪

今回は大聖堂ことドゥオーモを紹介します♪
ヴィットーリア橋の上から、白い塔がちょこっと見えてましたね。アレです。
旧市街に戻ったあと、まっすくそこを目指しました。って、小さい町だから
スグに着いてしまうんですが…実はこの日、デジカメの充電がヤバくて（笑）
節約しながら写真を撮っていたんで、無駄ショットがあんまりないんです(^^;



ハイ、こちらがヴェローナのドゥオーモです。ロマネスク様式で12世紀の建物です。
正式にはカテドラーレ・サンタ・マリア・マトリコラーレと言うそうです。
なんか地震で一度壊れたのを再建したってなコトがウィキに出てました。



立派なファサードですね♪
でもヴェローナってアレーナやジュリエッタのバルコニーが有名で、
このドゥオーモ、影が薄い気がします（笑）
私も地図見るまで存在すら知らなかったし（汗）



ドゥオーモの入り口前に、謎の石像。狛犬？　
つか、カエルに見えるのはワタシがカエラーだから？（爆）



ドゥオーモが遠くからでもよく識別できるのは、この白い鐘楼のおかげ♪
高さ７５メートルだそうです。



横位置からも撮影してみました♪



ドゥオーモの壁は、赤と白のレンガでストライプになっているのがキレイ♪



ドゥオーモの正門前は広場になってます。
この古い建物の向こう側はアディジェ川ですね〜。
そしてまた、ドゥオーモの中を拝観しなかった不信心モノはワタシ(^^;

ヴェローナ／ドゥオーモ（大聖堂）

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今日はコッピの命日です〜。没後５０周年で、彼の地元ノヴィ・リグレでは
お祭りやっているはず。去年イタリアで知り合ったヒトに誘われたんだけど、
さすがに１月２日には行けませんって(T_T)　…大晦日にイベントがなければ
行けたんだけどさ〜…ってそれかい（笑）　今日は師匠も取材かな？

タグ：イタリア ヴェネト ヴェローナ ドゥオーモ ロマネスク 鐘楼

ヴェローナ探検隊その８／ヴィットーリア橋

今年５月上旬に滞在した北イタリアのヴェローナを紹介中です♪

ポンテ・ヴェッキオからスカリジェロ橋を渡り、
対岸を散策してヴィットーリア橋に到着。



これは1931年に造られた新しい橋ですが、やっぱり第２次世界大戦の時に
一度破壊されています。こっちの方が新しいだけに、造り直すの大変？
ヴィットーリア橋はクルマも通れる橋なんですよね。
そういえば、橋の上の写真、撮ってなかった（あまりに普通だから）



橋の上からスカリジェロ橋を撮影。ちょっと逆光気味になっちゃいました。



車道を横断して反対側へ。今度はその先に架かっている
ジュゼッペ・ガリバルディ橋が見えます。これも車が通れる橋。
そのもひとつ先が有名なピエトラ橋なんですよね。
右手に見える塔は、旧市街のドゥオーモです。
この橋も５年前の世界選ではコースになってたんですよね〜♪



ヴィットーリア橋を渡って、また旧市街へと戻りました。
しばらく歩くとこんな門。ローマ時代にヴェローナを囲んでいた壁にあった
門の１つ、ボルサリ門です。何気なく撮ってたけど、由緒正しい門だったのね(^^;
ヴェローナって本当にいろんな時代の史跡が点在していて驚きますね。
その歴史の長さをつくづく感じてしまいます。

ヴェローナ／ヴィットーリア橋

タグ：イタリア ヴェネト ヴェローナ ヴィットーリア橋 スカリジェロ橋 ボルサリ門 ローマ時代

ヴェローナ探検隊その７はスカリジェロ橋♪

今年５月上旬に滞在した北イタリアのヴェローナを紹介中です♪

さて、カステル・ヴェッキオからアディジェ川に架かるスカリジェロ橋を渡ります。



これは渡った後で対岸から撮影したスカリジェロ橋。
イタリアのウィキによると、まんまカステル・ヴェッキオ橋とも呼ぶそうです。
14世紀に建造された石造りの橋ですが、第二次世界大戦中ドイツ軍によって破壊され
（そのときはアディジェ川の架かる橋がすべて破壊されたとか…）
戦後、残っていた石を集めて復元したのだそうです。
スゴイですね〜手伝いたかった（笑）



さてカステル・ヴェッキオ側に戻って、橋を渡りましょう。



橋の上から見たアディジェ川。こちら側だと左岸が旧市街になります。



逆側です。右岸にカステル・ヴェッキオがありますね。
前方に見える白い橋はヴィットーリア橋です。



壁に開いた穴から撮影。こういうの、好きなんですよね♪



橋の途中に、上に登れる場所がありました。



上から見た橋です。対岸は緑が濃いですね♪
しかしまあ、これを全部、石を１コずつ集めて復元したんですね〜。

高いところからもアディジェ川の流れを撮影。大きくてゆったり流れる川です。



カステル・ヴェッキオのアディジェ川に面した壁。



もう一回対岸からの写真。こうして見ると、カステル・ヴェッキオって
あまり大きなお城ではなかったみたいですね〜。

ヴェローナ／スカリジェロ橋

＊今日は途中まで書いて、地図を貼付けようとしたらブラウザが落ちました(T_T)
最近動作が重いから、そのせいでしょうか？　来年は新しいmacが欲しいにゃ〜

タグ：イタリア ヴェネト ヴェローナ スカリジェロ橋 カステル ヴェッキオ 城 橋 復元

カステル・ヴェッキオ、新規入居者募集中？！＠ヴェローナ

カステル・ヴェッキオの中庭から、アディジェ川にかかる
スカルジェロ橋に向かおうとしたときのコト。



この道をまっすぐ行って、トンネルをくぐると橋なんですけど、
右手の壁を何気なく見上げたら…



住人がいました（笑）すげーかわいい。
鳩さんたちのアパートって感じですね(^^)



正面から見るとこんな感じです♪
ワタシのような観光客はのんきにかわいー、とか言ってますが、
きっとフン害とかすごいんでしょうね。でも、取り立てて何かしようって
感じがナイのはイタリアらしいかな？(^^

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今夜は久しぶりにシクロクロスのスーパープレステージがあって、
ネットライブ中継を見ながら書いてます♪　しかも夜レース！　
カッコイイけど暗くて誰が誰だかさっぱりわかんない（笑）
シクロクロスは冬の自転車競技で、ベルギーが圧倒的に強いンですが、
イタリア人でもエンリーコ・フランゾーイって選手が、ロード競技と
掛け持ちでがんばってました。って、過去形なのは、ロードで契約見つからなくて、
来季はベルギーのシクロチームに移籍。ロードで見られなくなるのは寂しい(T_T)
…そして今夜もベルギー人世界チャンピオンの優勝っぽいデス。

タグ：ヴェッキオ カステル イタリア ヴェネト ヴェローナ 城 ハト

ヴェローナ探検隊その６はカステル・ヴェッキオ♪

クリスマスでお休みしちゃいましたが、またヴェローナの紹介に戻ります♪
さて、観光３日目はカステル・ヴェッキオこと、“古城”見学からスタートです(^^)



３日目もボチボチのお天気でした。ヴェッキオ城は再三紹介している
ブラの大門をくぐってすぐに左折して、しばらく歩くと見えてきます♪
ここも５年前の世界選の時にコースだったんですよ〜♪
お城の前にハリボテの甲冑が飾ってあったりして、ナイスなロケーションでした。



赤いレンガが美しいヴェッキオ城です♪　14世紀に建てられたお城だとか。
ヴェローナの街をぐるりと囲むように流れているアディジェ川に面してます。



いかにもな跳ね橋の入り口♪　中庭に入るのは無料でした。



中庭から見た入り口。意外と小さいですね〜。敵の侵入を防ぐためネ。



実はお城そのものは残ってなくて、城壁、塔、跳ね橋だけが現存するそうです。



ということは、真ん中にあったコレは後世建てられたものなんですね。
この建物はミュージアムになってました。



中庭にあった大理石の水飲み場。牛だけどきっと馬の水飲み場？(^^)



中庭の壁にあった模様。キレイだったので撮影♪



中庭の片隅にあった、ちょっと中世っぽい石。ラテン語が刻まれてました。



期待して入ってみたけど、意外と見どころがなかったヴェッキオ城（笑）
外から「カッコイー」って眺めてた方がよかったのかな？
ということで早々に引き上げて、お城からアディジェ川に架かる橋を渡って
対岸へ渡ることにしました〜〜♪　この先が橋です！

ヴェローナ／カステル・ヴェッキオ

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クリスマスの挨拶で師匠に電話をしたら、ミラノはこの大寒波の影響で
２日郵便が来ていないと言ってました(T_T)　
クリスマス当日は祝日だから休みだろうし、そのまま土日になだれ込んで…
せっかくがんばって期日までにクリスマスカード出したのに、届くの月曜日？！
泣けるくらいお間抜け…でも、ヨーロッパ中なんでしょうね（泣）

タグ：ヴェローナ イタリア ヴェネト カステル ヴェッキオ 城 跳ね橋

ヴェローナの壁がなければ世界は存在しない…

ヴェローナ旧市街への入り口、ブラの大門でお月見に興じていたとき…



門の下に銅像を発見！　私と同じように、天を仰いでマシタ。
何度もココを通過してたのに、どうして今まで気がつかなかったンだろう(^^;



銅像の横、すなわちブラの大門の壁にはこんなプレートがありました。
よくよく読んでみたら、シェークスピアの戯曲「ロミオとジュリエット」の一節デシタ。
と、いうことは、このヒラヒラな服を着たおっちゃんはシェークスピア？！

ここに引用されていた一節を、翻訳してみました。

『ヴェローナの壁なくして、世界は存在しない
ただ煉獄と、拷問と、地獄があるだけだ
ここを追放された者は、世界から追放されたも同然である
そして世界から追放された者には、死あるのみ…』

シェークスピアは「真夏の夜の夢」しか持ってないから、
今日帰りに買って来ようと思ってて忘れました(T_T)
自己流の翻訳で申し訳ありません。
これって、街を追放されたロミオの台詞なんでしょうね。
…そして煉獄が出てこないことえり〜(T_T)　←macの変換ソフト。
ダンテが泣くぞ〜。



中世の人間の世界選を垣間みられるような一節だなあ…
と、思いつつ、ここを訪れたコトはない（笑）シェークスピアの銅像と一緒に
大門を見上げてみました。ここはヴェローナの壁じゃないんだけど…
中世世界では、壁のあっちとこっちって、それだけ大きな意味を持っていたんですネ。

タグ：ヴェネト ロミオとジュリエット ヴェローナ 戯曲 シェークスピア イタリア

月と夜景とヴェローナと。

今年５月上旬に滞在した北イタリアのヴェローナを紹介中です♪
美味しい夕ご飯を食べ終わって、駅前のホテルに戻る途中…



アレーナの上に、まんまるなお月さまが輝いているのを見つけました♪
でも、天体モノはヘタレデジカメでは上手く撮影できないんですよね(^^;
なので、雰囲気だけ…。



アレーナの前には、丁度観光用馬車の馬クンがつながってました♪
ラッキー♪　ナイスショット、ゲットだぜ！　(^^)



月は進行方向に出ていたので、帰り道堪能させてもらいました♪

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ところで日本では月の影をうさぎに見立てて「月にはうさぎが住んでいる」って
言いますが、イタリアではそんな風には言わないそうです。
たまたま満月のときに「ほら、うさぎが見えるよ」って師匠に言ったら、
真剣に悩まれてしまいました。それを説明するのがどんなに大変だったか（笑）
月兎の話は元々中国から入ってきた話で、月の影をカニとか女の人の顔とかに
見立てる風習って、世界中にあるって聞いてたけど、イタリアにはないんですね。
じゃあ不肖、魔法使いマルコの弟子が、こっそり広めておこうかな（笑）

タグ：イタリア ヴェネト ヴェローナ アレーナ 月 満月 夜景 うさぎ 兎 月兎

ヴェローナ探検隊その５♪

今年５月上旬に滞在した北イタリアのヴェローナを紹介中です♪
そろそろ２日目を終わらせようと思うので、
取りこぼした見どころをまとめて紹介します。



シニョーリ広場からさらに奥に入ったトコにある、聖アナスターズィア教会。
13世紀の建物だそうです。



正面からのショットもドーゾ。この後ろに尖塔があるんですが、
何故か２ショットともそれが写ってません(^^;



遠くからだと、こんな風に尖塔も見えるんですけど〜。謎です。



ヴェローナって細い路地が独特の色彩を持っているんですよね〜。
長い歴史の積み重ねのせいでしょうか？



こちらの壁は真っ赤♪　



ここの色もいい感じでした(^^)



路地から見上げた空。とれだけ細い路地なのかわかりますね。



街角には聖母像を奉った祠もありました。



前回紹介した怖い顔を見つけるきっかけとなったキレイな建物はコチラ。
最初は独特の作りに見とれていたんですが、上の方に六亡星を発見！
ということは、これってユダヤ教のシナゴーグ？！



で、ネットで探したらちゃんと出て来ました。ユダヤ人はヨーロッパで
よく見かけるけど（特にアントワープは多いし）シナゴーグは初めて観ました。



さて、２日目の散策はこれで終了です♪　とりあえずマクドでシェーク飲んで一休み♪
イタリアでは本当にキティちゃん、人気ですね〜。
ジュリエッタの家のお土産屋さんでも、店員のお姉さんが髪に付けていた
キティちゃんのカッチンドメを欲しがってるお客さんがいました〜汗。

ヴェローナ／聖アナスターズィア教会

タグ：イタリア ヴェネト ヴェローナ 聖アナスターズィア教会 シナゴーグ マクドナルド キティ

恐怖！ 壁に恐ろしい顔が…＠ヴェローナ

今年５月上旬に滞在した北イタリアのヴェローナを紹介中です♪
せっかく100記事目なのに、何てタイトル付けてんねん、自分(^^;

エルベ広場の１本裏の道をフラフラと徘徊していたとき、
ステキな建物を見つけて横道に入ったんですが、
写真撮り終えて、元の道に戻ろうとしてふり返ったときに…



正面の壁に何やらアヤシイ顔が！　わかりますか？　拡大してみます。



ハイ、叫ぶおっさん？　つか、このまわりの装飾の美しさに見とれろって感じですね(^^
これは一体、何なんでしょーね。昼間っから心理現象かと思っちゃいましたよ（笑）
ホラ、よくあるじゃないですか、壁に顔が浮かんでいる系。
しかも、怖いし。明るいときはまだいいけど、夜は見つけたくないですね(^^;



と、先に進んだらもひとつありました。こっちは笑っている…
場所的に最初の怖い顔と対になっているみたいです。
このお屋敷を建てたヒトのユーモアなんでしょうか、それとも魔除け？



…笑っていても、やっぱり夜は見つけたくないな(^^;
ガイドブックには載ってない、ヴェローナの面白情報でした♪
ヴェローナに行ったら、是非探してみて下さい。



マッツィーニ通り（ショッピング・ストリート）のすぐそばです。
そっちから入ると、こんな感じの通りで、右側の壁です。
しかし、横道に入らなかったらきっと見つけてませんでした。
横の壁って、意外に視界に入りませんからね〜。
おかげさまで、これ以降、結構キョロキョロしながら歩いてたけど(^^)
ヴェローナの都市伝説を探しながら？（笑）

ヴェローナ／壁の顔

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